Another Words

突然創作を載せたり載せなかったりします。

誰も読まない自作解説「少年」

「ひとつだけの生きる理由」から「后会有期」まではpixivに「少年」というシリーズものとしてupしたものなのですが、これちょっと解説。

 

魔道祖師の本編って、三人称なんだけど完全に魏无羡視点で書かれているんですよね。彼が見聞きし体験したものとして全部の出来事が記述されている。で、それをなぞってみたわけです。

視点の主は晓星尘。彼は目が見えない(自分に起因するトラブルで目を失った知己に自分の眼球を与え、自らは盲目で生きることを選んだ)わけなんですが、そんなわけで視覚情報がない状態での記述・描写を試みました。最終章である「后会有期」では、彼は視覚を取り戻しているわけなんですが、それとともに描写は俯瞰になっています。

 

ちなみにおまけの2編「山に行った話」と「山から下りてきた話」は息抜きで書いたのです。薛洋キャラ代わりすぎだろう、はお許しください。