私は、溺れている。 彼が自分を慰めているところにそうとは知らず声をかけてしまったのが始まりだった。手を取られ握らされた彼の陰茎は熱く、強い陰の気を発していた。触れてはならないものだと思った。それなのに、触れていると胸が熱くなった。 彼に口付…
半年前。 蒸し暑い夜にふと目を覚ました暁星塵は、一つしかない寝台のすぐ隣で息を荒げている小友に気がついた。「どうしたのです?具合が悪いのですか?」 と問うと、「あ、いや、そんなんじゃないから」と答えがあった。様子が気になるので「苦しいのでし…
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